心と体を癒すアロマエステ

アロマオイルの定番オレンジとラベンダーの香りの効能とは?

アロマオイルの定番

オレンジもラベンダーも鎮静効果のあるアロマオイルです。眠る前や気持ちを穏やかにしたいときに使いたい香りです。 ラベンダーは、古代ローマで洗剤や芳香剤として使われていた歴史を持っています。ラベンダーという名前も、ラテン語の「洗う」や「青味がかった」という単語から来ているといわれています。

睡眠とも深いかかわりを持っていて、香気成分である酢酸リナリルを含んでいます。酢酸リナリルは、睡眠に不可欠な脳内伝達物質、セロトニンを誘発するといわれています。 ラベンダーの香りは野生的で老若男女、誰からも好かれやすい香りです。産地によって香りも異なり、フランス産はドライで芳醇、ブルガリア産はリンゴのようなみずみずしさが感じられます。タスマニア産はワイルドな野草のような香りです。

ラベンダーの香りを心地よいと感じるときは、少し疲れているのかもしれません。

オレンジとラベンダーの香りの効能

オレンジの精油にはオレンジスイート(スイートオレンジと呼ぶ場合もあります)とオレンジビターの2種類があります。

オレンジビターは、橙(だいだい)と呼ばれ、皮から搾ったアロマオイルの呼称です。紫外線を浴びると短時間で日焼け状態を起こす光毒性が強いため、オレンジといえば、一般的にはオレンジスイートのことを指します。

オレンジスイートは甘橙(あまだい)と呼ばれる柑橘類で、オレンジの皮をむいたときの甘くフレッシュな香りです。オレンジスイートは、どんな気分のときでも気持ちを逆なでせず、万人に受け入れられる香りです。柑橘系のアロマオイルの中でも糖度が高く、ホッとするような甘さと爽やかさが好まれています。

ラベンダーとオレンジスイートは、相性の良いアロマオイルで、夜に使うとアルツハイマー型の認知症の予防にも効果があるといわれています。